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世の中談議バックナンバー

2007年07月13日

参議院選挙公示・利権や組織のしがらみで選挙をしてはいけません。

第二十一回参議院選挙戦が始まりました。現在の世相を反映して果たして自民党政府与党は過半数を割ってしまうのか、公明党はいつまで自民党の陰になっているのか、民主党は政権奪取へスタートが切れるのか全国民が注目しています。
さて今年、西暦2007年の正月は希に見る大暖冬気象の中で明けました。我が家では一度も雪をかくことがありませんでした。今年で第二次世界大戦が終わり戦後六十二年目、時代は大きく変わりました。見渡せば大国のエゴをむき出しにして我が物顔で振る舞うアメリカを中心にして世界各国の工業化汚染や大消費時代の垂れ流し、政治の矛盾、人間達の節操のなさが露呈して今や世界中に公害をふりまき、戦争を起こしそのつけが大きく現出してきました。
気象をみても南米沖のエルニーニョ現象によって地球の大気のバランスが壊れ地球の自転公転によって保たれていた暖気と寒気のバランスが大きく狂い始めて北極上空のジェット気流の蛇行軌跡も狂いはじめているのです。詰まり日本上空に冬場の寒気が正常に到着しなくなったのです。私達はこの冬は温かくて燃料も節約でき生活には多少楽をしましたが、物事には反動というものがあるのです。永い目で見るとこれから来る農産物の不作や凶作が怖い…いよいよ食糧難の時代が来るかもしれません。
折しも政局は小泉総理から阿倍総理へと受け継がれましたが相次ぐ閣僚の不謹慎な言動や政務調査費の不正使用、政治資金規正法の網の目をぬって出てくる疑獄事件、また年金が行方不明になったり,片や相変も変わらず企業の偽装事件が起り実に国民を愚弄した事件ばかり目につきます。テレビは毎日何処かで起きる殺人事件を報道し殺伐とした社会を浮き立たせています。加えて大手企業の不祥事や国の不安な政局に国民は腹を立てるやらほとほとうんざりとしています。
大手菓子メーカーの不二屋が不衛生な商品を作り国民を欺き、ミートホープは偽装コロッケを作り、ついこの間は大手のエレベーターメーカーが偽装した鋼板で危ない乗り物を作ってばれました。ガス器具の、リンナイ、パロマ、そして世界的な松下電器などの欠陥器具発覚などはショックでした。しかしこうして今まで巨額の利益をむさぼってきた企業が軒並みその偽善があぶり出されてきているのです。いまやあらゆる企業は市場経済の名の下に「儲け」に走り国民はないがしろにされ、日本人としての誇り高き哲学すらも無くなってしまいました。
かつて大騒ぎになった公共交通機関の脱線転覆事件にしても国民に対する安全をないがしろにして利潤を追求するあまりの人災でした。
ないがしろといえば老人福祉の現場も大変です。若い介護士がその過酷さ不遇に絶えかねて離反を始めています。また公的介護施設が足りないので無認可の収容施設が乱立してその取り扱いの悪さに老人いじめの問題が起きるなど、更にコムスンの様に不正に補助金を騙し取ったり、施設の少なさから在宅看護で疲れ果てて介護者が自殺したり心中したり、実に胸くその悪い話しばかりです。誰にも看取られず死んでいく老人も増える一方です。
また医療の現場も荒れています。医師の不道徳な事件で気になることが多く病気の肝臓の売り買いがされたり医療倫理の欠如が目立ちます。医療保険制度も改変されて我々も老人達の負担も一段と増えました。
更には公平正確な筈のマスメディアも例えば関西テレビのやらせ事件の様に長きにわたり国民を欺きこれまた大不信を買っています。この様に嘘つき列島と化した日本の未来、近未来はどうなるのか、そしてどうしていくのか、今回の選挙では政党、候補者の全てを私達はしっかり見極める必要があります。いいですか!この選挙、利権や組織のしがらみで選挙をしてはいけませんよ。悪徳政治家を出してしまったのは私達の責任なのですからね。
■この子達の未来に何を残せるのか
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2007年07月14日

年金の財源は膨大なイラクへの支援金から出せ

今回の主なる選挙争点が一応年金問題である。本当はこんな事は歴代の政府の管理が悪かったことで選挙の争点などではなく今後どの様に処理するか国家として当たり前に速やかに処せれるべきものではないか。我々も年金についてははなはだ勉強不足で悲しい限りだか、一方では巨大官僚組織の裏側で行われてきた悪行三昧は今までは我々に知されようもなく判断のしようがなかったことでもあった。
さて年金問題の切り口は色々あるが中でも大切なことはこれから不足している年金の財源をどうしようってことだ。やれ消費税で賄うとか経費節減で捻出するだとか、未納者は摘発を強化するとかいっているが建設的な話は見えてこない。そこでこんな発想もあることを触れてみたい。
先年イラクで銃弾に倒れた国際的ジャーナリストの橋田さんが書いた本の中に橋田さんの言葉を借りると…イラクに貸してある8280億円の債権とブッシュから請求された破格のイラク戦後復興援助金、詰まり「戦争加担の費用」だが、約5500億円つまり日本円にして合計1兆3780億円をすべて日本の血税で賄い米国とイラクに吸い取られてしまったことを思い起こせ…。この資金があったら随分と年金制度維持が楽になる筈だ。
大体国家の多額の税金を自国のために使わず他の国に法外に拠出すること自体がおかしいではないか。果たして首相にそんな決済の権限があるのか。すべて我々の血税ではないか。政府は自国を苦しめて八百兆近い大借金の身でODAもないものだ。
この様に大切な事を自民党政府で簡単に決められていることを現在の野党政党、各国会議員の誰が強く指摘したか。そして国内に情報としてこの事がどの位流れているのか。私は憤るのだ…。
こうした無駄(橋田さんは語気を強めて)な出費はわが国歴代内閣が米国に追随するへつらいの姿にしか映らない。また何故に野党はこの様な大テーマを選挙や論議の争点にしないのか。これも不思議だ…。橋田さんは更に続ける。「イラク戦争復興」とは事実上でたらめでイラクは未だ戦争の真っ最中であるし、今も米国兵が毎日殺されているのに戦争が終わったと言ったのは米国と日本だけだ…。世界中の何処の国の誰もイラク戦争が終わったなどと思っていない。詰まり今まで政府のしてきたイラクへの政策は単にこびへつらいの米国への「戦争加担の費用」の負担であり疑念を感じてしまう…。
これらの指摘は命をかけた橋田さんの主張であった。私も同感だ。日本の自衛隊の派遣はよく考えれば集団的自衛権を禁じている日本国憲法違反であるし、橋田さんの指摘を読みながら今度の選挙で野党が勝ち政権交代につながればここのところを少しは暴いてくれるのではないかと大きな期待を持っているのだ。
■しじみ蝶が安心して蜜を吸える平和
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2007年07月15日

日本を変えようとする思い

私は西暦2004年(平成16年)に第20回参議院選挙に出馬した。結果は落選であったが無所属候補としては過去に前例のない票数を集め話題にしてもらった。この選挙で私は今の選挙の実態、政治の実態をつぶさに見せてもらった。そしてこのままではこの国も地方もやがて亡びていくであろうと淋しい気持を味わったのだ。
今の世の中これでよいのか…と正義感に燃えて私は2004年の参議院国政選挙に無所属・草の根で立候補したが結果は見事にというか予定通りに負けた。この事は現代の選挙環境ではあらかじめ解っていたことで…つまり日本の国政選挙は過去から今日まで既成政党によるシナリオが出来ていて意気に燃える純粋の新人候補者が入り込める程安易な場所ではないのだ。またマスコミ、経済界、企業団、関連する色々な組織は長い間積み重ねてきた既得利権を守る為に出来レース承知で政権政党や大野党とのしがらみ選挙を推し進めている。現代の日本ではそうしないと各企業の存続を含めてあらゆる業務に支障を来すという構造になっているのだ。余り良い事ではないが「お任せ民主主義」がはびこり、また日本国中その様に形が出来上がってしまっている。
日本は近代国家とは名ばかりでまだ江戸時代の様な社会構造が続いているのだ。むしろ体制は封建的でも当時の侍の方が今の政治家より人としての生き様を持っていたとさえ思う。
有権者は現代の様な政治の利権構造を打ちやぶってくれる新しい政治家を期待しているが今の様な選挙環境ではなかなか立候補も出来ない。だから若者達が「どうせ、いつもの出来レースで世の中変わる筈もない…」と投票に行かないのも妙にうなずける。
しかし前回の選挙では長野県にはすごいことが起こった。これまで20回の参議院選挙で無所属、丸腰新人候補が10万票以上獲得できたケースは一人として居なかったが堀 六平は何と11万弱の票を獲得したのだ。組織もない単独の丸腰六平が総得票では大政党に負けてしまったもののその他の既成政党とほぼ互角に戦わせてもらったのだ。これは心ある人々の改革への思いのこもった数字と考えるとまだ世の中捨てたものではないと感動した。日本を変えようとする底力がわが長野県にも潜んでいるということを見せてくれたものと確信している。(つづく)
■日本の農村にこの様な風景はもう無くなるのだろうか
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2007年07月16日

政策を実行する切れ味の鋭い議員が必要

男の夢は最後は「政治家になること」そういってはばからないジャーナリストがいた。私は「そんなものか」と他人事に思っていたがひょんなことからその政治に興味を持つことになった。ある時、信越放送の報道スタッフが何気なく「今度の参議院議員選挙もまた指定席だな…」とつぶやいた。側で聞いていた私は何故か無性に腹が立った。確かに政治不信が叫ばれている中で国政選挙といえばいつもの顔がいつもの様に立候補してありきたりの選挙をしてきた。当選しても議員達は国会に行って何をしているのかよく見えない。そのことを人々は何時も疑問に思ってきたのだ。
福岡政行白鳳大教授は「この時代、国民は(利権構造渦巻く)政党政治にまだ依存しそして(やはり日本は政治は貧困であると)絶望の直前にある。人々の心は(政権交代か、はたして政党を信じて良いのか)右往左往の時代である。(日本をダメにした政治のからくり・KKベストセラーズ刊)」といっているが全く同感だ。しかし考えてみれば政治不信といってもその様な議員を選んだのは我々有権者の責任でもある。一方で我々有権者は責任を果たしたくても毎回選挙の度に立候補者は限られ新しい意欲に満ちた顔は出ない。選択の幅も無く選挙のあり方や進め方に夢も希望も見いだせないできた。やりきれない思いは何時もくすぶっていた。例えマスコミのうわさ話にしても「今度の参議院選挙もまた指定席だな…」と言われて憤慨しない者がおろうか。私は妙に心が騒いだ。
人々は安心の国家体制を願っている。安心への備えがあってはじめて心安らかに生きられるしあらゆるものにチャレンジや冒険が出来る。新しい産業を起こすことも研究することも出来るのだ。例えば…トヨタは世界で五本の指に入る優秀産業体で世界に冠たるこの会社は今まで世界の攻勢にびくともせず日本型の経済体系をとってきた。「終身雇用・年功序列・職能給採用」など戦後日本が驚異的な復興をしてきた日本型の雇用体系をよい形態で堅持しているのである(但し此処までの成長過程では大変な企業努力があったとも聞いている)。ほかの多くの有力な企業は欧米型の経営方式をとり、リストラを行い一番大切な雇用に不安を与えてきた。いつ首になるか解らないそれらの社員は毎日びくつき仕事に身が入らない。やがて愛社精神が欠け技術革新や販売意欲は停滞し不景気を助長する。その点、トヨタの社員達は安心して一生働ける環境と、安定した普通の収入保証の上に生活をしている。そういえば豊田市の友人も「うちの町には不況という言葉はない」と豪語していたことを思い出す。人々の収入が安定し安心すると消費気運が高まる。また販売する側も安心して出荷できる。ここから健全な消費のサイクルが始まり世の中も回り出すのだ。そして何よりも命を大切にする社会が欲しいのだ。これは良い意味の護送船団方式だ。
今日も続く議員達の汚職の構造、世の中の弱い者を大切に守れない政治、法律を強行採決し優しさの欠けらも見えない政治、自己の繁栄と保身のみに狂奔する不誠実な議員達にこの国を任せられるものではない。今こそ時代を先取りし国民のためになる政策を実行する切れ味の鋭いそして優しい議員が必要なのだ。
■写真はあの手この手の選挙運動風景
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2007年07月24日

教育とは学ぶ意欲をかき立てること

子供達の夏休みが始まった。今朝テレビで学校や先生に無理難題を吹っかける馬鹿親達の話をしていた。話を聞いていて今更と思うが話が子供じみていて全く情けない。
教育で教えるべき事は先ず一番先に、気に入った暮らし方で生きていく力をそれぞれの子供達に身につけさせる事だろう。母親から生まれて母の背中で育ち、家庭で人間としての情操を学び家庭の中で社会性を学び親子、兄弟家族、そして社会、国家を大切にする心を学ぶ。それらはやがて一人の健全な日本人として成長し国を支える大切な人材となるのだ。子供のうちに情操を身に付け今度は社会人としての自覚、団体行動、生きる知恵、歴史を学び知識を蓄える為の学校が必要になる。ここから初めて行政が絡むのだ。
行政は学校の設置基準を自由にして子供のピントに合わせたカリキュラムをくむべきだと思う。また校長先生の裁量を大きくして個性のある先生を重用し気にくわない先生は首にする位の自主性と権限が必要だ。そしてどうかな、今は失われてしまった教育勅語を見直してみたら。教育勅語といえば戦前の軍国政治を連想するが、実際は違うよ。よく見ると私達が当然とする生活指針がきめ細かく詠われている。学ぶべきはいろいろあるが日本の歴史に学ぶことが大切だ。現代の様に国や社会、個人を大切に出来ず、世界に向かって日本国をアピール出来ない風潮にあって、良い意味で昔の教育勅語の見直しが必要だと思うけどな。
平成19年、6月23日に教育三法案が成立したけど、学校に新たな管理職を作ったり教員免許を10年ごとの更新制にしたり文科省が各教育委員会に口を挟むことが出来るとか,こんな事ばかりだ。はたして子供の心にどの位、入り込めるであろうか、その運用はどうであろうか。この法律は管理職は増えても予算や教員は増えていないしむしろ行政改革の名の下に人材も予算も曖昧にしている。教員の評価についても給与に差をつけたり勉強する科目まで国の関与が大きくなっている。つまりは「生煮え状態」で運用と言うことになればまた混乱を引き起こすなこれは。
現場の心ある教育者達は教育とは学ぶ意欲から始まるという。何か価値のあるものや心惹かれるものを目ざすからこそ努力する意欲がわく。教育の基本は子供達の学ぶ意欲をかき立てることだと叫ぶ。それには教える者(親や先生達)自身がすべてにあこがれを持ち続けていることが大切だ。では現場ではどうか、じっくり考える時間も持てず父親達も先生達も職場での人間関係、特に先生は保護者との人間関係に疲れ果てニOO五年の統計では精神疾患で休職した先生は過去最多の4200人も居たという。この10年で3倍にふくれているのだ。 法律を作り制度を改正して先生達の身分や職場環境を良くしていくってことだろうけどその中で運用していくのはやはり生身の人間達だからね。先生自体が人間して身も心も解放されていなくてはやはりこの国の教育は変われないと思うよ。
■子供達はどんな夢を持っているのだろうか
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2007年08月04日

安倍晋三内閣の壊れた日

私が7月の後半から夏風邪を引いて38度ちょっとの熱でふらふらしている間に参議院選挙(7/29)が行われました。そして大方の下馬評の如く見事に安倍政権に不信任が突きつけられました。もともと誰が見たってお粗末な内閣でしたから信任してくれと言っても国民の多くはこの政府には未来は託せないと思ってましたが、さすがの結果でした。しかし国の将来を論じる前に年金問題や絆創膏、閣僚の不謹慎な発言や政治資金の不明瞭な流れなどなど詰まらぬ話で自滅したって感じだったね。
選挙はいろいろなどラマを作ってくれますが今回は見ていて可愛そうな場面もありました。東京の丸川珠代さんは新人で頑張っていましたが3年前に海外勤務から帰国した折に手続きを怠り今年4月まで転入届を出していなかったことがわかり、投票権が消滅した状態でした。そりゃ有権者に対して心象は良くありませんでしたが日本国籍があるので立候補は問題なかったのです。彼女は反省して詫びながら泣き泣き運動していました。けなげでしたね。こんな時、同志の自民党の現職経済産業副大臣の保坂三蔵氏がどう助けるかと思ったら「そんなことはかまっていられない、自分のことで手いっぱいだ…」と冷たい仕打ちでした。
結果は泣きながら戦った丸川さんが勝ちました。冷たくつっぱねた保坂氏は落ちました。さすが東京の有権者は情けも涙もある大岡越前守忠相の如き粋な裁き、実に嬉しかったねぇ。それに川田龍平氏も勝たせました。東京の人々の見事な江戸っ子ぶりでした。
私はまだふらふらしています。夏風邪にご用心ですぞ。
■良かったね、丸川さん

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2007年08月11日

食糧自給率を考える その1

夏になる前は今年は冷夏か、何とかいっていたがこの頃の暑さにはぐーの音も出ないですな。自然の環境に段々順応できなくなっている吾ら人間は弱い者です。私は茄子の砂漬けを食べたくて中房川の上流に出かけました。この川は以前は人も入らぬ秘境だったがいつの間にか子供達の遊び場になっていました。地元の子供ではなく東京の子供達でした。ビールを飲みながら大人も混じって何でも有りの遊び方で遊んでいたが是非汚さぬ様にお願いしたい。
さて今日2007年8月11日の新聞に農林水産省は2006年度の食料自給率(カロリーベース)が、前年度比1ポイントマイナスの39%だったと発表されていました。食料自給率が40%割れしたのは、コメが大凶作となった1993年度の37%以来13年ぶり。政府は15年度までに自給率を45%まで上げる目標を立てているが、実現は困難さを増しており、戦略の練り直しを迫られそうだ…とありました。
自給率が低下した理由は、昨年の日照不足や台風などの天候不順で砂糖や果実、イモ類などの国内生産が落ち込んだためなどいろいろな要因はあろうが私の心配していたことが少しずつ現実化してきているのです。食糧と農業の問題は国の根幹をなす問題です。
一方国内の自給率が高いコメの消費減にも歯止めがかからず、国民一人当たりの消費量が前年度の61.4キロから61キロへと0.4キロ減ったことも大きく影響したといいます。農水省が現在の形で統計をまとめ始めた60年度には日本は79%の自給率があったが、その後の経済成長の過程で食生活が急激に欧米化しコメの消費が減り、代わりに海外からの大量の食料の輸入が増えて自給率は半減したのです。先進国で最低の水準となっているのです。次回もデータを上げてしばらく国家存亡の自給率のことを考えてみたいと思います。

■もうじき収穫の季節だ。
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2007年08月12日

食糧自給率を考える その2

余り暑いせいか、昨日は不覚にも日付を間違えて失敗してしまった。結婚式の打合せをすっぽかして施主の方々に迷惑をかけてしまったのだ。本当に申しわけありませんでした。心からお詫びを申しあげます。
さて食糧自給率を考えていますが3年前の2004時点の新聞発表でもカロリーベースで40%でした。当時、実際は既に40%を切っているという話もあった位です。あれから3年たっても少しも改善されていない。先進国としては情け無い状態です。過去のデータによると1965年(昭和35ー6年)頃には自給率は何と73%、穀物は82%もあったのです。この40年間でどうしてこんなに大幅に減少したのか不思議なことなのです。全国JA中央会の資料によると世界のカロリーベースでの自給率で第1位はカナダの161%、フランス122%、アメリカは125%、小さな国のスイスでさえも61%はある。穀物の自給率は世界175カ国の内で日本は128番目、ちなみにカナダは161%、フランス、アメリカは100%、ドイツ84%、イギリス70%、と日本と比べれば遙かに高いのです。日本は先進国では最低ということになります。
日本はどうしてこんなに下がってしまったのか。海のない国で魚の自給率が少ないとか極寒の国で果物がとれないとかそれは理解できますが、我が国の様に大きな災害もなく生産の条件にあった国が40年間も農産物生産が下がり続けるということは実に異常だと思いませんか。この農業実態はアメリカの世界戦略の元に意図的に進められたのではないか…という学者や評論家は大変に多いのですが定かではありません。
ただ日本の農家をいじめ減反までして生産を制限して海外の食糧を大量(七兆数千億の巨額資金が投じられている)に輸入したり国内の小規模の農業者を廃業に追い込むが如く冷遇する今の日本は国家滅びの道に向かっているのではないかと心配してしまうのです。
■好ましい桃たち %E4%B8%B9%E9%9C%9E%E9%83%B7%E3%81%AE%E6%A1%83%EF%BC%94.jpg

2007年08月13日

食糧自給率を考える その3

今日は盆の入り、相変わらず暑い暑いの連発でした。私は仏様にと小布施町まで桃を買いに行きました。好ましい大きい桃が手に入りました。道は帰省客でごった返していました。今年もお盆が迎えられてほっとしています。
さて食糧の自給率を考えていますが、歴史をちょっとかいま見ると1961年(昭和36年)この年は池田内閣時代でガガーリン少佐が世界で始めての有人宇宙飛行に成功し日本国内では植木 等のスーダラ節がはやり映画では三船敏郎の用心棒やミュージカル映画ウエストサイドストーリーがヒットした頃、農業基本法が出来てこの時にアメリカの強い要求で農産物の輸入自由化が進められたのです。そしてバナナやレモン・葡萄・マカロニ・ハム・ベーコンなど、更に88年には牛肉も入ってきました。やがてWTO農業交渉の協定によって米まで含む食料品が本格的輸入自由化となり日本のそれまでの農業基盤を揺るがす大量の農産物の輸入も進められたのです。
1983年(昭和58年)この年はおしんがブームでした。この年に中曽根・レーガンの合意によって日米財界からなる日米諮問委員会がつくられて翌84年に日本農業の構造調整と称して日本農業は集約的な野菜栽培、果樹栽培、養豚、養鶏、花卉栽培などに力を入れて採算のとれる農業を営むことを提言し穀物類はアメリカから買う方向にすべきとする答申が出されました。
時の政府は日米間の政策協調の基に日本の農業の構造を作り直し結果的にそれまでの日本農業の基盤を変えて(破壊して)しまったのです。そしてこの頃から目に見えて日本はアメリカ追随外交になっていったのです。
■心から平和を安穏をそして父の成仏を祈るのです
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2007年08月14日

食糧自給率を考える その4

お盆の14日、まだ一週間は暑いままだといいます。つらいですねぇ。この相変わらず暑い中を久しぶりに隣村のかみさんの両親を訪ねました。八十五才でまだまだ元気です。父は長年農業関連調査をしてきた人で1970年(37年前)からの新規の開田禁止、政府米買入限度の設定と自主流通米制度の導入、一定の転作面積の配分を柱とした米の生産調整(減反政策)を調べてきた人です。生ビールで乾杯しながら農業の昔話を聞かせてもらいました。さて食糧の自給率を考えてきましたが今日は一応最終回です。
1988年(昭和63年)この年はエイズ問題が大きく浮上して大政治問題化した年でしたが…この年の牛肉の輸入自由化は日本の家庭の肉の消費量をそれまでの3倍に高めたのです。1977年にアメリカの上院でマクガバン報告というものが栄養問題特別委員会に提出されて、食肉中心のアメリカの食事は成人病になるから野菜や果物などを中心にした食生活に切り替えるべきであると提言し、やがてその後の10年間で全米で年間1人当たりの肉の消費が10キロも減りました。率にして25%、そしてその余った肉の輸出の矛先が何と日本だったのです。(残飯の処理係みたいなものか)。
以来増えに増えて2001年で1人当たり1年間で28キロと1965年の3倍に膨れ上がりました。やがて健康だった穀物民族の日本人にも生活習慣病(成人病)が大きくはびこることになりました。私達はもともと肉を食べる民族ではないのです。時代の便利さとグルメを求める風潮と共に今度は日本人が肉のカロリーを消化できなくなりかくして今日の様に一億総半健康人社会が現出したのでした。
日本の政府は畜産などを含む日本の農家を守っていません。例えば今の農業政策の現況を見るに政府の大型農家への補助金強化、小規模弱小農家への補助金カット、農地の集団化を図り国際競争力を付ける…などと、半信半疑の農家を煽り机上の空論で日本農業を脅かして居ます。その前に農業の根本の部分で何かを見落としているようです。今や日本の農家は疲弊し農林業センサスによれば5年もすると離農する農家が全体の一割も出て居るのです。政府は国土を支えてきた日本農業の根本を見失っています。食糧、環境、国土保全、健康、情操教育などみんな包含した国家の礎たる農業を守れない、こんな事がいつまで続くのでしょうか。例えば減反政策を止めて必要な作物の生産をすれば少なくても何かの自給率は上がりましょう。私も小さな農業者ですがその位のことは解ります。何故この簡単なことが出来ないのでしようか…。十分語り尽くせませんでしたが、ひとまず終わりにします。

■農家の丹精込めて育てた美味しい梨  
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2007年08月21日

郵政民営化のこと 1

8/21、相変わらず暑いですね。そして相変わらず体の調子が悪くてね。暑さには大部慣れてきたつもりでも内面ではついて行けていない。やはり爺になってしまったなー。ここしばらく忍耐ですな。
さて歴史的参議院選挙が終わって一ヶ月過ぎようとしています。この間、郵政公社からパンフが届きました。10月からいよいよ郵政民営化になるってことですね。つまりその目的は、現在国家で運営している郵政三事業を解体して国家管理の枠を外し民間会社にして郵便貯金、簡保合わせて340兆円もの巨額な資金が、今まで国の赤字を埋めたり特殊法人や公的部門に流れていた、つまり必要性の薄い事業へ無駄に使われてきた金の流れの構造を大改革するというものらしいですね。
確かに良いことですが、以前から郵政資金の運用には沢山の問題点が指摘されていましたね。でもその資金の出所を改革する、民営化する、といって簡単にしかもこれですべてが解決されるのでしょうか。短絡的過ぎませんか。多くの人達には今までその郵政の構造そのものさえも知らされずにきたのです。これからだって良く解らぬまま進められていくのではないかな、ここが心配です。
私は個人的には郵政民営化についてはその目的からすれば意味も解らぬ事もありませんがしかし進め方に於いてよく解らぬことが多すぎますね。何故今この時期に性急に改革するのか、例え経営体力のあるうちだからといっても、もう少し時間をかけて議論すべきではなかったか、第一何をどの様にするのか、その結果全国の郵便事業はどうなるのか、郵便局の存続はあるのか、サービスは低下しないか、また340兆円の郵貯簡保の民営化は一面に置いては民間経済を活性化させると入っていますが国内金融のバランスを欠くことはないのか、米国始め外国資本がどの様にねらっているのか、一方で米国の国債の買い増しを迫られてはいないか、など国民には知りたい事が何もが説明されていませんね。
先の参議院選挙のどさくさでこの話は下火になっていましたが、密かに進められていたのですね。一部の者だけがわかっている状態で進められているのは宜しくないしまた国民を無視すると世の中荒れますよ。それに各種の特殊法人の資金の流れや不良債権の究明など何処まで解明改善されたのでしょうか、殆ど闇の中でしょう。一説によると道路公団の借金が40兆円、その他の特殊法人の隠れ借金が100兆円、これらはすべて返済の見込みはないといわれています。先ずはここのところを全て明らかにしたその後での民営化でも遅くはなかったと私は思うのです。

■いつも見慣れた昔からのポストさん
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2007年08月22日

郵政民営化のこと 2

今日は風が吹いてあの辛い暑さから少しだけ解放されました。夜になって土砂降りのにわか雨がありました。畑の野菜は少しは息をついたでしょうか。
さて郵政民営化の事を考えていますが…郵便行政も時代の流れから経営改善も限界があるし新たな経営が模索される時代が来ていると思います。かつての国鉄の様に破綻してから民営化するより黒字の今、民営化した方が国民の税金も投入されなくて済むから負担もなく利便性も増すことでしょう。だが壊れた堤防を修復しない内は水は流せません。やはり国の財政支出をしっかり見直してからでしょう。
また郵政公務員を28万人をリストラし民間にするといいますがこの人々の給料は郵政事業から賄われている訳で今までも国家の税負担を強いてきた訳ではありません。何故に早急に事を運ぶのか、ほかに何かがあるのかという大きな疑念をまだ持っています。3年前に政府が決めた現在の公社でしばらく様子を見ながらでも良いのではありませんか。世論の一部には郵政民営化を渋る考え方は、天下りなど一部の利権構造の悪の温床を温存するものだといいます。これも郵政民営化前の国のとり組むべき数々の懸案を考えると議論にはならないと思います。
今回の参議院逆転選挙の後、直ぐにも改革を迫られている年金を始めとする特殊法人の統廃合健全化、更に公務員制度改革、毎年1兆円規模でふくれあがる医療費負担と介護問題そして少子化問題、そして教育問題はどの様に進められているのでしょうか。子供を成人させるまでに最低1300万円は掛かるこの負担と生活とのバランスをどう考えるか、また正社員の稼ぐ給料の3分の1しか収入のないアルバイト、パート層、職を持たないニート族との所得格差の問題や政府税制調査会の打ち出したサラリーマン増税、新たな消費税導入の問題、また靖国参拝問題や60年間の戦後の歴史認識を迫る中国、韓国、そして拉致問題に始まり核廃棄や国交回復が出来るか否かの北朝鮮の問題、アジア外交の根幹問題、そして憲法9条の改正問題や自衛隊の位地付、テロ対策特別措置法の延長問題など素人が見ても大変なのに、今日まで何も進展はありません…。私達の国です。よくよく見守っていきましょう。すっきりした秋空を期待したいものです。

■自衛隊艦船の銃口はどこへ向いているのか
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2007年08月28日

自治体や常会による募金や寄付金の強制徴収は違法です

秋風が吹き始め朝晩はぐんと涼しくなりました。遠くで祭り太鼓の練習の音が聞こえます。さてこの季節になるといつも疑問が吹き出すのです。あの赤い羽根の強制募金のことです。 各家に割り当てが、それもなかば強制的に来るといった募金など聞いたことがありません。募金は本来自由な心で福祉に協力させて頂くといったものではありませんでしたか。この間大阪でこの事を訴えた事件があり見事な判決が出ました。その内容は次の通りです。
赤い羽根共同募金などを自治会費に上乗せして強制的に徴収するのは違法だとして滋賀県甲賀市の住民5人が地元自治会を相手取り決議無効の確認などを求めた訴訟の控訴審判決が8/24に大阪高裁でありました。大谷裁判長は「決議は思想信条の自由を侵害し、公序良俗に反する」と判断、原告の請求を棄却した大津地裁の一審を取り消し逆転判決を言い渡したのです。
甲賀市の希望ヶ丘自治会は赤い羽根の募金や日本赤十字社への寄付金、祭典費用などを自治会費に上乗せして徴収することを総会で決議し、これに対して疑問と不審と理不尽を感じた一部の心ある住民達は「募金は個人の思想信条の自由に基づく、自由意志により行われるものではないか」とこの強制徴収行為の取り消しを求めて訴訟を起こしたのです。判決では「一律に自治会で徴収することは事実上の強制で社会的な許容限度を超えている」と強く指摘し「募金に対する任意の意志決定の機会を奪うもの」として違法と認定されました。
「赤い羽根の募金」は昨年度は全国で220億円も集まりその中味は各自治体が集めた強制的な個別各戸割り募金が7割、街頭募金は1割に満たない2パーセントだそうです。募金が各戸に割り当てなんて税金と同じということでしょうか、この疑問は全国の至る所の自治体でも町内会でも常会でも、皆今まで持ってきた疑問です。ただ村八分にされたり土地の役員にいじめられるのが怖くてなかなか疑問を提案できませんでした。今回は堂々と判例で示してくれたことで全国各地で寄附のあり方、自治のあり方が大きく問われることでしょう。
厚生労働省も「寄付行為はあくまで自発的なもので強制にならぬように注意して下さい」と指導しています。

■この羽根は一体どの位の数の鳥からもらうのだろう

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2007年08月30日

妊産婦、たらい回しの悲劇

涼しくなりました。日中でも30度が切れる日が多くなり体が楽になりました。さて中秋の名月や皆既月食の楽しい話題の花が家族の中で咲いていたのに何とも痛ましい事故が起きました。
奈良県橿原(かしはら)市に住む36才の母親が腹痛を訴えて救急車に収容されるも9ヶ所の病院をたらい回しされて拒否されて10ヶ所目の病院へ行く途中に交通事故に遭い流産してしまいました。奈良県の中和広域消防本部が病院を打診しましたが最初に打診した近くの県立医大病院は「手術中」理由に受け入れを拒否(その後言い訳)、他の救急医療機関でも受け入れ可能な病院は一つも無かったということです。救急隊は大阪府内にも手当たり次第連絡しましたが結局、奈良、大阪の9病院に断られ10ヶ所目の高槻市の高附病院が受け入れることになりました。この間通報から1時間35分経過していました。
この後更に救急車が交通事故に遭い結局妊娠6ヶ月の胎児は願い空しく流産してしまいました。全くひどい話しですね。政府や自治体は小子化問題を解決するとか何とかいったってこうした末端の妊婦の受け入れも出来ない日本の官僚的病院や医師達、そして受け入れシステムがこう不備では女性は子供をもうけることが怖くて出来ません。本当に幻滅です。
奈良県では昨年も分娩中に意識不明になった女性が19の医療機関からたらい回しされてついには亡くなってしまった事件があったばかりです。
この種の受け入れ拒否事件は報道されていないだけで日本全国の病院では日常化しているといいます。医療は仁術なんてとうに死語になりました。市場主義社会の元に儲け主義の医療機関が増えて末端にいる人々はお金がないと良い医療が受けられなくなるのでしょうか。

■この子達がこの先の日本を支えていくのに… %E2%98%85%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%80%80%E5%A4%A7%E5%BF%97%E9%83%8E%EF%BC%99%E3%80%80%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%8F%EF%BC%95%E3%80%80%E9%9B%AA.jpg

2007年09月03日

何だか泣けてくる 歌の文句じゃないけれど

今日は暑かった。33度もいきましたね。松本市内は結構焼けていましたよ。私は酢で味付けてある韓国の冷麺が好きなので大盛りで頂きました。
さて又事件ですね。別に期待していたのではありませんがまたまたやってしまいました、辞任劇。この間(8/27)就任したばかりの遠藤武彦農水相が9/3に辞任しましたね。自身が努めていた農業共済組合の掛け金不正受給と地元山形の自民党の不正献金授受の問題の責任を取って辞任に追い込まれたのです。もうたまりませんね。日本には正義の政治家は居ないのでしょうか…。歌の文句ではありませんが、何だか泣けてきます。
不正受給した金額を返すのどうのという問題ではありません。政治家として性根が根本から腐っているのです。人間としての哲学の欠けらも感じません。二言目には役員を止めたら…それですむというものでもありません。
だけど任命した首相は大変ですね。結局は党の昔からの体質なのでしょうね。テレビを見ていると安倍さんもどうとでもなれ…みたいな感じに見えました。
国民たる私らのすることはただ一つです。よくよく自分の目で見極めて不正の議員には止めて頂く、自民党には一度政府を退いて頂く、そしてやり直せる新政府を作ることだと思います。新政府が出来ても先のことは解りませんが、ここの泥田から抜け出ないと、もうとてもやりきれないのです。

■わが国はどこが大国でしょうか
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2007年09月05日

場合によっては市民一揆だ

9/5秋風の中を仕事に出かける…でも少しも涼しくない、おまけにお金もない、焦って体も熱い。これが本当の残暑という奴かもしれません。水田は黄色くなり果実も美味しくなり季節は確実に移っているのですがダラダラしていて季節の境が良く解りません。今日も取引先の皆さんにお詫びをしながら歩きます。まだまだ残暑です。
さて又また事件です。9/4の記事だと今、悪行の裁き、後処理が取りざたされている社会保険庁の職員や自治体の職員が長年にわたって年金の横領をしていたんだってね。現在解っているだけで総額で約3億4000万円…この着服横領は1961年から2001年まで各地で展開されていたといいます。今まで解っているだけで23都道府県の44の自治体で発覚しています。
民主党の長妻議員の話だとこんなのは「氷山の一角」でまだまだどの位出てくるか解らないといいます。早い話が我々は搾り取られた年金で泥棒を飼っていたようなものです。桝添厚生労働大臣は「牢屋に入ってもらいます」と怒っていましたが末端の我々にとっては収まりませんね。ひどい話です。
おまけにそれらの職員達はその後横領着服が発覚しても、まだのうのうと仕事をし退職金までもらって悠々自適な生活を送ってきたのです。各公務員達の仲間内に甘い体質、全て隠す体質、強いては国家の体質がいよいよ骨まで見えてきたよう感じですね。 この前も言いましたが、では我々はこれから何をすべきか。場合によっては市民一揆ですね。

■静かな国民がひとたび怒れば…  
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2007年09月06日

まだ汚い膿が出そうですね

9/5、残暑の後は今度は強い台風9号ですね。自然界も大変です。新聞によると6日正午現在、台風の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は50メートル。中心から半径170キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いているそうです。 詰まり関東から信州、新潟、東北、北海道が軒並みやられていくのです。7日未明から朝方にかけて特に関東信州当たりに最接近する見込みだということです。内も昔の様に床上浸水にならぬように警戒です。
さてその横に又腹の立つ事案が載っていました。若林農水大臣、丹羽元厚生大臣の事務所や関係政治団体でまたまた不祥事ですよ。あきれてものも言いたくありません。領収書の多重計上、関係政治団体の不鮮明な献金と体質、自殺した松岡元大臣、絆創膏の赤城元大臣、たった一週間で止めた遠藤前大臣と農水省には裏には何があるのかねぇ。
昔から日本の農業行政は自立農家を養成するのではなく補助金など外からカネを引いてくる体質でしたからまだその膿と悪臭が染みついているって事ですかね。またそういった公共予算の余剰金が政官に現実に環流しているってことですね。以前から巨額の補助金交付の裏には政治家と官僚が結託して影響力を行使してきたことは知っていましたが、この調子だとまだまだ膿が出そうですね。

■人をわずらわせて選挙をしてどうだその結果は…
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2007年09月10日

村祭りの衰退を考える

9/10.秋風が心地よいのですが、残暑と交互にやってきて戸惑っています。まだ真夏日なんてざらです。
さて最近の秋の村祭りは昔の事を考えると随分衰退しました。鎮守の森といって昔の人々の意識では村や人々を守ってくれているという原始的ながら神への畏敬の念と収穫の感謝、村の友愛団結の精神がそこにはありました。又反面、神道を利用した国家主義的要素も大きく神国日本なんていいながら神の名の下に多くの人々が戦争にかり出され非業の最期を遂げました。
しかし現代は憲法二十条【信教の自由】で…信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない…に補償された信教の自由の中で色々な価値観をもった思想が共存して旧来の神道の氏子という意識が希薄になっているのです。事実、離脱する人々も大きく増えました。
しかし地方の自治体や耕地、区などは未だに半強制的に氏子費を集め応じないものは村八分(何らかの圧力をかける行為も含む)にするといったことが公然と行われているのです。我が村も例外ではありません。
先頃赤い羽根共同募金などを自治会費に上乗せして強制的に徴収するのは違法だとして滋賀県甲賀市の住民5人が地元自治会を相手取り決議無効の確認などを求めた訴訟の控訴審判決が8/24に大阪高裁でありました。大谷裁判長は「決議は思想信条の自由を侵害し、公序良俗に反する」と判断、原告の請求を棄却したのです。これが本当だと思うのです。判決では「一律に自治会で徴収することは事実上の強制で社会的な許容限度を超えている」と強く指摘し「募金に対する任意の意志決定の機会を奪うもの」として違法と認定されました。
各村の人々が自由意志で神社に詣て奉賛し祭りを祝おうとすることは大いに結構です。そうした自由意志の元に参集した者達だけが参加し作り上げればよいことで、その意思もない村の人々を巻き込むことは違法であり間違いなのです。ここいらで私達も村祭りのあり方を大きく転換すべきだと思いますが如何でしょうか。

■安曇野のお船祭りの風景
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2007年09月16日

日本は妖怪国家かもしれない

9/16、天気は不安定ですが稲刈りは進んでいるようです。さてしばらく仕事でブログを離れていました。今週も色々事件がありましたね。
あの安倍首相の突然の辞任会見には驚きました。そしで考えさせられました。 口サガのない人々はやれ敵前然逃亡だの無責任だの、坊ちゃんの弱さを露呈したのと色々言っていましたがあれはあれで精一杯の姿だと思いました。首相就任以来、取り立てた閣僚達の不業績に足を引っ張られてよく来一年努めました。恐らくただならぬストレスだったでしょう。参議院選の敗北も効きました。
元々国会や政党内はいじめや、引き倒しの世界ですから坊ちゃん育ちには絶えられなかったのでしょうか、それとも他に訳があったのでしょうか。彼がよく口にした「美しい日本」は空しく響きますね。日本は決してうつくしい国では無いのです。魑魅魍魎の妖怪の巣くう国家となっているのです。
医師の見立てでは朝青龍の2倍以上のストレス障害だと言うことでした。私は自民党支持ではありませんが人間として安倍さんを可愛そうに思いました。と同時に彼は紛れもない弱い人間だったと思いました。御苦労様でした。ゆっくり休んで下さい。

■最後の記者発表の場面   (東京新聞)
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2007年09月18日

「かぐや姫」の住む星へ行くには550億円掛かります

9/18、台風の影響かまだ蒸し暑い日が続いています。自民党の勢力争いも続いています。麻生か福田か、どっちでもわが国はは変わりそうもありませんがね、あちらこちらは稲刈り真っ最中です。梨やリンゴ、ブドウ、プルーンが美味しいですね。
最近は色々な、いやなニュースが多い中、夢を見つけました。種子島宇宙センターからH2Aロケット13号機が打ち上げられました。新聞によると9/14日午前10時31分、鹿児島県南種子町にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月周回衛星「かぐや」が種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられ、予定軌道への投入に成功したと発表されました。かぐやは米アポロ計画以来となる本格的な月探査機で、地形や元素の分布などを高精度に観測。月の起源や進化の謎に迫る成果が期待されています。
約38万キロ離れた月へ向かう。順調に行けば打ち上げから約3週間で月の軌道に到着するそうです。そして10月下旬に観測用の周回軌道に入り、12月から約1年間、本格的な観測を行うということです。今回は分解析精密機器を搭載して地形を立体撮影し、詳細な月面地図を作製するほか、電波の反射を利用して地下数キロの地質を調査。鉱物や元素、磁場、重力の分布なども調べ、月の“素顔”を明らかにするそうです。
お伽話の「かぐや姫」住んでいる月が段々近くなりましたね。 でもこのロケットにも税金が沢山掛かっています。今回の打ち上げ費用は衛星の開発費が320億円、ロケットが110億円、地上設備が120億円の計550億円だといいます。やっぱり我々にはとんでもなく遠い…ね。

■かぐや姫の住む星に飛び立つロケット (中央日報)
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2007年09月19日

友の死に我が身を重ねて

9/19、もう「ひと雨」欲しい畑です。秋茄子がうまくなってきました。いつも食べることばかりで色気もありませんな。
さて昨日の夕方の報道によると長嶋巨人軍終身名誉監督の奥様、亜希子夫人が心不全で急逝されたということでした。二週間前には私の親しかった落語家さんがやはり心不全で亡くなりました。その前はお世話になっている床屋のお母さんでした。私の友も長嶋夫人も共に六十代の前半なのです。ちょっと早いなぁ…。私も最近心臓の当たりに違和感を感じていた矢先でしたから他人事とは思えません。心臓麻痺となるといつ来るのか予測が出来ません。年を取り体の調子が狂ってくるとやはり不安ですね。私もどこかで死ぬということの寂しさ怖さを感じているのでしょう。人の命のはかなさ、むなしさをひしひしと感じます。
日蓮大聖人はその教えの中で「臨終のことをいつも頭に浮かべて何時死んでも恥じない生き方をしなさい」と教えていますが、私も何時の間に自分の「生死」の事を考える年代になったんだと感じています。
私は日頃から余り恰好のよい生き方をしていませんからその時が来て私の死はどんな姿になるのか心配です。せめて死に顔の穏やかな臨終を迎えたいものです。今夜は酒でも飲んで早く寝ます。

■昭和42年長嶋監督夫妻の新婚時代の一コマ  (産経新聞より)
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2007年09月27日

相撲の「稽古」という名の殺人

9/28、天気は最高です。暑いです。それでも午後から北の高気圧が来るといっていましたから午後は涼しくなるでしょう。
所で又悲惨な事件が起きましたね。大相撲の時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17=本名・斉藤俊さん)が、兄弟子らから暴行を受けて死亡してしまいました。兄弟子の1人が金属バットを使って暴行を加え、また事もあろうに師匠の時津風親方(57=元小結双津竜)が暴行を指示し兄弟子たちが寄ってたかって殺してしまいました。勿論、警察は傷害致死容疑で立件する方針を固めています。
まだ力士としては幼い時太山にたいして時津風親方は力士らとの夕食の席上、ビール瓶で時太山の額を殴り切り傷を負わせ、その際に兄弟子らに「かわいがってやれ」などと指示し4人前後が、けいこ場の裏手で時太山を取り囲んで暴行を加えたのです。むごい話しです。「相撲のけいこの名のもとで殺された」という愛息を失った遺族の涙が痛々しかったです。
父親の正人さん(50)の期待も大きかかった息子でしたが、6月27日に自宅に運ばれてきた遺体には、全身にあざや切り傷、足にはやけどのようなあとが数カ所にあり、顔は原形をとどめないほど変わり果てていたのです。遺族は「あの子が亡くなる前日に電話が来たとき『逃げろ』って言えばよかった…」と涙を流していました。父親は息子の心をくみ取れなかった、馬鹿な親だった…と泣いていました。
けいこ場での死亡事故は過去にもありましたが今回は暴行殺人事件です。「聖域」だったけいこ場に入った、鋭いメス。閉鎖社会のあしき体質を露呈した今回の問題は、角界史上に例のない汚点を残してしまいました。私も「息子」がいます。幾ら喧嘩しても可愛いものです。今回の遺族の心をおもんぱかるとやはり辛いものがあります。やはり今の世の中おかしいです。

■本場所の様子、ここまで来るには大変な苦労がある
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2007年09月29日

治安に名を借りた卑怯な殺人

9/29、朝方は涼しくなり長袖が欲しいと思いました。今日はさすがに30度にはならないでしょう。
またいやな事件がおこりました。軍事政権下のミャンマーでは26日、政権による燃料費の大幅値上げなどに抗議するため、旧首都ヤンゴンの仏塔シュエダゴン・パゴダ周辺などに集まった僧侶や市民達が反政府デモを展開していました。軍政側が治安部隊を繰り出し強硬策に踏み切りました。
事件が起きたのは最大都市ヤンゴンで27日です。デモを取材していた日本人ジャーナリスト、長井健司さん(50)が治安部隊とデモ隊の衝突に巻き込まれ、銃弾を受けて死亡したのです。
長井さんは、APF通信社の契約記者として、25日にミャンマー入りしていました。事件はヤンゴンのスーレー・パゴダ(仏塔)付近で、数千人のデモ隊を解散させようと治安部隊が発砲した際に長井さんは至近距離で撃たれたらしくフジテレビが入手した映像によると、兵士が至近距離から長井さんとみられる男性に発砲していることがハッキリ映し出されていたのです。これは治安に名を借りた卑怯な殺人でしょう。
愛媛県今治市内にある長井さんの実家ではどんなに沈痛であったでしょう。父秀夫さん(82)は「弱い者のために力を尽くしてくれた。よくやったと思う…」と。また母道子さん(75)は、「最後に帰省したのは約3年前。電話はたびたびあったが、ミャンマーに行っていることは聞かされていなかった。こういう仕事なので、こんな連絡がいつあるか分からないと覚悟はしていたが……危ないところに行かないでほしいと日頃から話していたのに…」。そう言って後は言葉になりませんでした。そして長井さんが至近距離で撃たれたとの報道が流れた後、秀夫さんは「事実ならむごい…」と怒りをにじませていました。
かつてイラクで橋田さんが殺されたときもそうでしたが又一人日本の良心が、有能な国を支える人材が失われました。国家はODAを止めることを含めてどの様な抗議を、報復をするのでしょうか。
世界では聖戦の名の下に親の目の前で子供や人権活動家が殺された事件は幾多…枚挙のいとまもありません。自然の崩壊のみならずここにも地球の滅びの姿があるのです。

■反政府デモに弾圧を受け逃げまどう人々  
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2007年10月13日

反則連発!亀田大毅に思う事

10/13最高の秋晴れだ。久しぶりにブログを書いたな。今までどうも気乗りもせず来たが…この間のボクシング、世界フライ級の試合を見て考えさせられた。
今回の世界タイトルマッチはプロのボクシングの試合と考えたら亀田一家が初黒星を喫したということになる。だが試合としての内容はお粗末だった。10/11、東京・有明コロシアムで行われたWBC世界フライ級王者・内藤大助(33=宮田)への世界初挑戦で、敗色濃厚の終盤に相手を抱えて投げるなどのレスリング行為を連発。最終回は減点3を受ける醜態をさらし、大差で亀田は判定負けした。数々の日本人名王者を生んできたフライ級の世界戦史上に汚点を残してしまった。
KO以外、逆転がなかった最終12回。大毅は序盤から高く上げた両ガードを解き、打ち合いに出たが、全く当たらない。いら立ち、内藤にタックルを見舞って押し倒すと、右のパンチを王者の頭部に見舞った。減点1が科せられると逆上し、今度は内藤の左脇に頭を入れ、プロレスのスープレックスのように持ち上げて投げた。レフェリーは「故意」と判断して減点2を追加。本能を封じ、拳ひとつで優劣を競うボクシングの美学はもろくも崩壊した。ヘッドロックにサミング(目つぶし)、すくい投げにもろ手刈りとプロレス技のオンパレード。「1回に減点3?記憶にない」と指摘したほどの暴走。伝統のフライ級の世界戦で、醜態をさらしてしまった。
私は見ていて思ったが、これはスポーツか、ショウか、見せ物か、遺恨か、複雑な要素が絡んで観衆は妙に興奮している。だからプロモーターは商売になるのかもしれない。
戦後私達は生活の全てに欧米化を取り入れてきた。しかし心の何処かに日本人の魂みたいなものが生きている。本来亀田一家の様に人々を挑発し愚弄するが如きパフォーマンスは日本人は嫌うところだ。昔から勧善懲悪思想が色濃い日本人、テレビを見て腹立たしく思った我々も、あの観客の興奮も日本人の心が奮えたのかもしれない。思わずぐっと入れ込んでしまった姿なのかもしれない。悪役亀田一家をたたきのめすために…

■ボクシングはルールの中で厳しくたたかうところが魅力だ
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2007年10月23日

マスコミの餌食になった亀田一家

10月23日秋晴れの下で草刈をした。あちこち出仕事をしていて内の事はろくにしてなかったので家の周りを整理したのだ。
さて過日、ボクシング世界戦での悪質な反則行為で長期の出場停止など厳罰を科せられた亀田大毅選手(協栄)と父親の史郎トレーナーらが記者会見に臨んだ光景を見た。だがチャンピオンの内藤大助選手(宮田)に対する謝罪の言葉は最後まで聞かれなかった。頭髪を丸刈りにした亀田大選手が姿を見せたが、うつむいて無言のまま。日本ボクシングコミッション(JBC)関係者に付き添われ2分足らずで席を立った。冒頭こそ「迷惑を掛けて申し訳ありません」と反省を口にした史郎トレーナーは、過去の言動やパフォーマンスについて聞かれると質問者をにらみつけて聞き返す場面もあった。反則を促す指示をしたとされる問題には「してません」と否定。「後はどうとらえようと、そっち側の自由やけど」と開き直ったような発言もした。会見はわずか10分程度だった。
翌日18日午前ライセンス停止処分を受けた亀田大毅選手は対戦相手だった世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者、内藤大助選手の自宅を1人で訪れて謝罪していたことがJBCから発表された。また、セコンドについていた兄の元世界王者、興毅選手(20)も同日午前、「会見に出られず申し訳ない。改めて謝罪にうかがいますが、取り急ぎ電話で陳謝します」との連絡をしたという。 
内藤選手は「突然、自宅まで来られてびっくりしたが、大毅選手から直接、謝罪を受けて誠意が伝わった。大毅君は素質のある選手なので、これからも頑張ってほしい」とコメントを出した。
以上があらすじだったが 今回はテレビ局が一番特をし又罪を作ったのではあるまいか。亀田父子は視聴率の取れる存在だったから、良いに付け悪いに付けテレビに利用されたと考えたほうが当たっていそうだ。事実TBS系で放映された今回の試合の瞬間最高視聴率は関西地区で40・9%、関東地区で37・5%を記録したという。思うつぼだ。
TBSは、ワイドショーなどで父子を積極的に取り上げ、「父子鷹(おやこだか)」といったイメージを作り上げて人気をあおってきた。あの試合の後TBSには「実況が亀田寄りだ」との苦情が4万件も殺到したという。この後TBSは世間の風を交わす為に初防衛した内藤選手を番組に登場させてこれまでの苦労を語らせていたが、手のひらを返した様な番組作りにまたまた違和感を覚えてしまうのは私だけか。
しかしこれが視聴率成果主義のマスコミの実態なのだ。そしてスキャンダルを喜ぶ日本社会の精神的破壊の一コマなのだ。それにしてもボクシング界はダウン寸前だ。本当の人気回復にはフェアで強い“本物のヒーロー”を育てていくしか道はあるまい。

■問題のシーン
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2008年02月08日

元時津風の逮捕はトカゲのしっぽ切りか

2/8、あいかわらず世間は寒い。気候も寒いが心も寒い。今朝はマイナス9度だった。
遂に逮捕になった。大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17、本名斉藤俊さん)が昨年6月に急死した問題で、愛知県警捜査1課と犬山署は7日、制裁目的の暴行などで死亡させた傷害致死罪で、先代時津風親方の山本順一容疑者(57=元小結双津竜)と兄弟子3人を午後7時59分逮捕した。
捜査1課長によると、昨年6月25日昼に愛知県犬山市の部屋宿舎から逃げ出した斉藤さんを兄弟子たちが連れ戻し、親方が額をビール瓶で殴打。斉藤さんは約20分てっぽう柱にひもで縛られるなど木の棒まで使った暴行は午後10時ごろまで続けられた。翌26日は午前11時から兄弟子数人で囲み、通常5分程度のぶつかりげいこを30分以上続けた。数十発の張り手や蹴りに、この日は金属バットでの暴行も加わった。無抵抗で耐える斉藤さんは多数の皮下出血やあばら骨を折るなどした。同県警では30分に及ぶぶつかりげいこが異常であると判断。2日間にわたる暴行が斉藤さんを死に至らしめたと結論付けた。
これまでの調べに対し、山本容疑者はビール瓶で殴ったことは認めたものの「暴行の指示はしていない」と主張。だが同課長は「相撲の世界は親方が絶対的な存在。親方の指示なしにはありえなかった」と、山本容疑者を厳しく非難した。力士の死亡例は平成以降でも12件あり、けいこで倒れた力士は稽古の前後も含めて斉藤さんで5人目。しかし、国技たる相撲のけいこ場は「聖域」とみなされ、これまで捜査機関が本格的に問題を調べることはなく逮捕状が取られたのも今回が初めてだ。
それにしても悪の構造は何時の時代も何も変わっていない。親方が絶大な威力を背景に部屋を支配している実態。「ビール瓶で殴ったことは黙っていろ」「金属バットのことは言うな」。集めた弟子を前に山本容疑者が口裏合わせを指図し始めたのは斉藤さんが死亡した2日後の昨年6月28日。この日、斉藤さんの遺族の依頼で遺体の解剖が行われていた。愛知県警の事情聴取が始まると、聴取から戻った弟子に何を話したか報告させた上、斉藤さん死亡の経緯についてつじつまが合う説明ができるよう、ほかの弟子にこと細かに指示している。本場所を前にしたけいこはそっちのけの“隠ぺい工作”が連日繰り返されたのだ。しかし心ある弟子の“告発”がきっかけで一転し殺人犯罪が露呈した。
思うに悪逆非道の世界は江戸時代の悪代官と何も変わっていない。立場の低いものが闇から闇にほおむり去られる。この事件は今日の日本社会の、あらゆる業界にあり得る歪んだ姿であり象徴的とも言える。巨大な既得利権の影に人間の正義と優しい心は潰され弱いものは抹殺される。こうしている間にも闇に消される者達が後を絶たない。どう見てもこの様な事件は国の恥であり潤いの無くなった日本国の実態なのだ。気分の悪い寒い話しだ。

■逮捕された元時津風親方

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2008年02月13日

所詮日本はアメリカの52番目の州か、米軍はわが国の癌的存在だ

2/12、ここのところ厳寒が続いている。今朝も寒かった。こころも財布も寒い。
肩をすくめてテレビを見ると、またまた沖縄県北谷町で女子中学生(14)に乱暴したとして、沖縄署は強姦(ごうかん)容疑で、在沖縄米海兵隊キャンプ・コートニー(うるま市)所属の二等軍曹タイロン・ルーサー・ハドナット容疑者(38)を逮捕したと言うではないか。同容疑者は下半身を触った行為を認めたが、「性的暴行はしていない」と容疑を否認している様だがその行為そのものを性的暴行というのだ。
沖縄県では1995年9月、海兵隊員3人が小学生の少女を拉致(らち)暴行する事件があり、反基地感情の高まりから反対運動は翌96年の普天間飛行場(宜野湾市)の返還合意にまでつながった。 今回の事件で県民の反基地感情はまた更に大きく強まっており、膠着(こうちゃく)状態にある普天間飛行場の名護市移設にも大きな影響が及ぶ可能性もある。沖縄県の仲井眞知事は11日午前、県庁で報道陣に対し「女性の人権を蹂躙(じゅうりん)する重大な犯罪であり、特に被害者が中学生であることを考えれば、決して許すことはできず強い怒りを覚える。極めて遺憾だ」とするコメントを厳しい表情で読み上げた。
実際、この様な凶悪な性犯罪を根絶できない様では在日米軍基地への理解など進みようがないではないか。ことある毎にありきたりの再発防止策を聞かされても空しいばかりだ。米軍から見れば多くのアメリカ兵の中には所詮我々は異民族の占領地という人を見下した差別の中に意識があるのではあるまいか。昨今の日本政府の色々な政策における弱腰を見れば馬鹿にされても仕方がないのか。駐留する米兵らの規律をいくら求めても効果がないのであれば全ての基地の撤廃を要求するしか道はなくなる。
またこの事件は別の処に飛び火した。この暴行事件は米軍再編に伴う米軍空母と艦載機57機~59機の移転賛成派の市長が当選した岩国市の市長選挙の夜に起ったとされているがここに疑念がわく。つまり米空軍の移転を問題を抱えながら受け入れることになった岩国でこの様な事件が選挙前に報道されれば移転反対派の勝利もあったかもしれない。実際僅差の選挙結果が出ているのだ。こうなると在日米軍再編の新たなる懸念材料に発展する恐れがある。はたして、本当はこの選挙の前に事件が起こっていて関係当局は選挙への影響を考えて伏せていたのではないかとする憶測である。我々素人が見ても何か不審でその筋による情報隠ぺいの匂いがしてならない。岩国の住民達はこの先、米軍絡みの事件事故がかならず起きるであろうと公然と口にしている。それだけ不安は大きいのだ。
ちなみに政府の町村信孝官房長官は十二日、十日の岩国市長選を受けて「米軍再編が着実に進む環境が整い歓迎している」と述べるなど、基地の住民達の感情には目もくれず米軍基地強化につながる「在日米軍再編」を推進しようとしているが、国家の使命たる自国の国民の生命と安全を守ることより米軍を優先させる姿勢では米軍犯罪をなくすことはできまい。寒くて腹立たしいのは私だけか。

■今回の暴行事件に抗議する人々

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2008年02月18日

体制にちやほやされてくるとアスリートは力を落とす。

2/18今朝も寒かった。金ブナを飼っていた水槽が凍り付いて中にいた魚たちは氷漬けになっていた。
北京五輪の男子国内代表選考会を兼ねた東京マラソンは17日、東京都庁前から東京ビッグサイトまで三万七千人が走った。昨年の大阪世界陸上銅メダリストのビクトル・ロスリン(スイス)が2時間7分23秒の大会新記録で初優勝した。そしてマラソン2戦目となる26歳の新鋭・藤原 新(あらた)=JR東日本=が、2時間8分40秒で日本人トップの2位でゴールし北京五輪代表争いの有力候補に躍り出た。私は久しぶりにぞくぞくした。注目されていたアテネ五輪6位の諏訪利成は4位、05年ヘルシンキ世界陸上代表の入船 敏は5位だった。実際そんなものさ。体制にちやほやされてくると人は何処かに甘えを持ち怠惰になり力を落とすものだ。
藤原は「マラソンでは何でも起こりうる。何が起きてもびっくりしないという心構えでスタートラインに立ったという。実際、いろいろ起きた。ゴールしたときはぴりぴりと右ふくらはぎが震えていた。38キロ過ぎに右ふくらはぎがけいれんしはじめて走りながら何度もバランスを崩した。「棄権が一瞬、頭をよぎった」という。ここで慌てていたら、日本選手トップでのゴールはなかっただろう。歩幅を狭めて足への負担を軽くしピッチを少し速くして減速を抑えたという。この冷静さは大したものだ。 一般参加のナンバーカードをつけた緑のユニホームは32キロ過ぎから躍動した。初マラソンだった昨年のびわ湖を約30分上回る記録でゴールへ飛び込んだ。 拓大時代、箱根駅伝を走ったが、ほとんど無名であった。ただ今年元日の全日本実業団駅伝では2区で13人抜きを演じるなど徐々に力を発揮し始めていた。藤原はインターネットで英文を読み練習方法やサプリメントの知識などを得て練習に励んでいた。時として練習の進め方などでコーチと意見がぶつかることもあった。今回は駅伝が強いコニカミノルタの胸を借り奄美大島で40キロ走を2本こなすなど万全の準備をしてトライした。 所属チームの岩瀬監督は中国・昆明にいた。周囲の期待もその程度だった。ここまで走れてびっくり、と藤原の左の口元に八重歯がのぞいた。低迷している男子マラソン界に“新たな”星が生まれた。
「無印」だった伏兵・藤原 新が、執念の走りで五輪有力候補に躍り出た。陸連の沢木啓祐専務理事が「非の打ちどころがない」と高評価を与えた快走だった。前述の如く何の世界も同じで大きな組織や体制に支えられ始めると収入や生活面では安定してもその作品性というか技術や体力が何処かでふぬけていく、無名の頃のハングリー精神とモチベーションがが落ちてしまう。今までも期待していた選手がそのまま泣かず飛ばずで終わってしまったケースも多い。藤原 新にはここのところを気を付けて欲しい。アスリートは戦って勝たねばならない使命を背負っている。穀潰し(ごくつぶし)で終わらぬ様に祈る。私はこの素晴らしい新星を見ていて我が身を反省した。今や多くの日本人が穀潰しで嘘つきの「怠惰な太り豚」になってはいないか、ふっと頭をよぎった。

■日本のマラソン界の新しい星「藤原 新」

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2008年02月27日

今更何を、軍隊や警察が情報操作や隠ぺいを行うのは常套手段だ

2/27早いなー、2月ももう終わりか、やっと春めいてきた。しかし事件は多いなー
2月19日午前4時20分ごろ、千葉県房総半島の野島崎の南42キロ沖で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と 漁船「清徳丸」(長さ約15メートル)が衝突した。漁船の船体は無惨に真っ二つに割れ、海上に浮いていた。清徳丸は千葉県勝浦市の新勝浦市漁協に所属している漁船。同漁協川津支所によると、漁船の所有者は 勝浦市川津の吉清治夫さんで、息子と2人で19日未明にマグロ漁に出たとみられる。先日も私の友人の倅が突然死んだ。私も同じ位の倅がいるが親爺の思いを察すると泣けて泣けてしかたが無かった。若い者を先に死なせてはいけない。
さて「あたご」は2007年3月に完工。全長165メートル、幅21メートル、基準排水量は7750トンで定員300人速力30ノット。日本のイージス艦としては5隻目。 なぜこの様な最新鋭の装備を備えたイージス艦が無防備な漁船に衝突したのか。第3管区海上保安本部のこれまでの捜査で、あたごの不十分な監視や「相手の船がよけると思った」と乗組員が供述するなど、傲慢な態度と危険性に対する意識の薄さが事故を招いたのだ。あたごの航行は、艦橋10人、機関室8人、戦闘指揮所(CIC)7人、後方の見張り1人の26人体制で1日を11区分にわけて2時間~2時間半おきに行われ、交代時には26人全員が交代することになっている。事故は午前4時の当直交代7分後に起きた。第3管区本部は午前4時を境に交代した艦橋の当直計20人が清徳丸などの漁船団をどの段階で認識しどう対応したのか乗組員を事情聴取して業務上過失往来危険容疑で強制捜査にはいった。
今、巷で騒がれている問題はこの間の一連のことの運びに防衛省の情報操作と隠ぺいがあったのではとされる問題だ。事故当時海上自衛隊のイージス艦「あたご」の見張り員が、漁船の清徳丸に気づいた時間を衝突の「2分前」から「12分前」に訂正した問題で、説明が二転三転する中で石破茂防衛相は二十六日午前、イージス艦「あたご」が漁船を確認した正しい時刻の公表が十九日夜の石破氏への報告から約二十時間後になったことについて「隠ぺいして何ら得るものはないし、情報操作する防衛省ではない」と述べ情報隠ぺいを否定した。野党から求められている辞任の問題については同日午前の衆院安全保障委員会で「家族の方の思いに応えるのが自分の責任だ」と語り引責辞任も改めて否定した。
この事件は別に分けて考える必要があと思う。まず人道的な見地で処すること、被害者の救出、事故原因の特定、遺族への謝罪、国家からの謝罪などは当然だが、それぞれの究明分析、見解が出て政府と防衛省としての内部のけじめも必要になる。
そこでもうひとつ見方だが、古今、どこの国でも軍隊や警察が情報操作や隠ぺいを行うのは当たり前だ。とりとめて騒ぐこともないと思っている。それが戦時下でも平和な世でも区別はない。軍隊は国を守るものだ。今回の様な事故は人道的には辛いものがあるが元々軍隊は大義の中で任務を遂行しなくてはならない。そこが立て分けられるか大切なところだ。一部の発言では軍隊をなくそうと言うが今の日本では現実的ではない。また大臣の辞任を要求しているが石破大臣が辞めても何も変わるまい。本人が改革すると言ってるのだからその手腕を見たい。マスコミはあいかわらず大騒ぎをしているが詰まるところ国と防衛省の本音は突き詰めることは出来まい。それほど甘い事柄ではないからだ。

■割れた漁船の操作をしている保安庁職員

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