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2007年10月 バックナンバー

2007年10月13日

反則連発!亀田大毅に思う事

10/13最高の秋晴れだ。久しぶりにブログを書いたな。今までどうも気乗りもせず来たが…この間のボクシング、世界フライ級の試合を見て考えさせられた。
今回の世界タイトルマッチはプロのボクシングの試合と考えたら亀田一家が初黒星を喫したということになる。だが試合としての内容はお粗末だった。10/11、東京・有明コロシアムで行われたWBC世界フライ級王者・内藤大助(33=宮田)への世界初挑戦で、敗色濃厚の終盤に相手を抱えて投げるなどのレスリング行為を連発。最終回は減点3を受ける醜態をさらし、大差で亀田は判定負けした。数々の日本人名王者を生んできたフライ級の世界戦史上に汚点を残してしまった。
KO以外、逆転がなかった最終12回。大毅は序盤から高く上げた両ガードを解き、打ち合いに出たが、全く当たらない。いら立ち、内藤にタックルを見舞って押し倒すと、右のパンチを王者の頭部に見舞った。減点1が科せられると逆上し、今度は内藤の左脇に頭を入れ、プロレスのスープレックスのように持ち上げて投げた。レフェリーは「故意」と判断して減点2を追加。本能を封じ、拳ひとつで優劣を競うボクシングの美学はもろくも崩壊した。ヘッドロックにサミング(目つぶし)、すくい投げにもろ手刈りとプロレス技のオンパレード。「1回に減点3?記憶にない」と指摘したほどの暴走。伝統のフライ級の世界戦で、醜態をさらしてしまった。
私は見ていて思ったが、これはスポーツか、ショウか、見せ物か、遺恨か、複雑な要素が絡んで観衆は妙に興奮している。だからプロモーターは商売になるのかもしれない。
戦後私達は生活の全てに欧米化を取り入れてきた。しかし心の何処かに日本人の魂みたいなものが生きている。本来亀田一家の様に人々を挑発し愚弄するが如きパフォーマンスは日本人は嫌うところだ。昔から勧善懲悪思想が色濃い日本人、テレビを見て腹立たしく思った我々も、あの観客の興奮も日本人の心が奮えたのかもしれない。思わずぐっと入れ込んでしまった姿なのかもしれない。悪役亀田一家をたたきのめすために…

■ボクシングはルールの中で厳しくたたかうところが魅力だ
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2007年10月23日

マスコミの餌食になった亀田一家

10月23日秋晴れの下で草刈をした。あちこち出仕事をしていて内の事はろくにしてなかったので家の周りを整理したのだ。
さて過日、ボクシング世界戦での悪質な反則行為で長期の出場停止など厳罰を科せられた亀田大毅選手(協栄)と父親の史郎トレーナーらが記者会見に臨んだ光景を見た。だがチャンピオンの内藤大助選手(宮田)に対する謝罪の言葉は最後まで聞かれなかった。頭髪を丸刈りにした亀田大選手が姿を見せたが、うつむいて無言のまま。日本ボクシングコミッション(JBC)関係者に付き添われ2分足らずで席を立った。冒頭こそ「迷惑を掛けて申し訳ありません」と反省を口にした史郎トレーナーは、過去の言動やパフォーマンスについて聞かれると質問者をにらみつけて聞き返す場面もあった。反則を促す指示をしたとされる問題には「してません」と否定。「後はどうとらえようと、そっち側の自由やけど」と開き直ったような発言もした。会見はわずか10分程度だった。
翌日18日午前ライセンス停止処分を受けた亀田大毅選手は対戦相手だった世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者、内藤大助選手の自宅を1人で訪れて謝罪していたことがJBCから発表された。また、セコンドについていた兄の元世界王者、興毅選手(20)も同日午前、「会見に出られず申し訳ない。改めて謝罪にうかがいますが、取り急ぎ電話で陳謝します」との連絡をしたという。 
内藤選手は「突然、自宅まで来られてびっくりしたが、大毅選手から直接、謝罪を受けて誠意が伝わった。大毅君は素質のある選手なので、これからも頑張ってほしい」とコメントを出した。
以上があらすじだったが 今回はテレビ局が一番特をし又罪を作ったのではあるまいか。亀田父子は視聴率の取れる存在だったから、良いに付け悪いに付けテレビに利用されたと考えたほうが当たっていそうだ。事実TBS系で放映された今回の試合の瞬間最高視聴率は関西地区で40・9%、関東地区で37・5%を記録したという。思うつぼだ。
TBSは、ワイドショーなどで父子を積極的に取り上げ、「父子鷹(おやこだか)」といったイメージを作り上げて人気をあおってきた。あの試合の後TBSには「実況が亀田寄りだ」との苦情が4万件も殺到したという。この後TBSは世間の風を交わす為に初防衛した内藤選手を番組に登場させてこれまでの苦労を語らせていたが、手のひらを返した様な番組作りにまたまた違和感を覚えてしまうのは私だけか。
しかしこれが視聴率成果主義のマスコミの実態なのだ。そしてスキャンダルを喜ぶ日本社会の精神的破壊の一コマなのだ。それにしてもボクシング界はダウン寸前だ。本当の人気回復にはフェアで強い“本物のヒーロー”を育てていくしか道はあるまい。

■問題のシーン
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