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水への意識 2 地域への参加

今朝は朝から雲が多いぞ。いよいよ気温も下がるかな。昨日から水の話しをしています。
ここに24万キロという数字があります。何の数字かと言うと日本中に張り巡らされた水田用水路の総延長です。これは地球を34往復する距離です。全国にある網の目の様な水路が実は日本の豊かな食料を生み出しているといっても過言ではないのです。しかしこれを支えるのは大変な事です。農家は昔から川や水路を必死守ってきました。台風、豪雨、豪雪、洪水、土砂崩れ、そのたびに用水路は寸断されたり、埋まったり…その度に補修をしたりして維持管理してきました。
ある試算によると農家の負担は10アール(1反歩)あたり2800円を毎年出費していることになるといいます。このことは一般には余り知られていませんが大変な負担なのです。良くテレビ討論の中で有識者と言われている人々が田舎に税金をつぎ込みすぎるとか、非農家は水路の管理は必要ないとか冷たい事を言っていますが、その非農家が生活雑排水を川に流して汚しその水を水田に使用したり、また上水道の水源にしているのです。何と浅はかな論調かと情けなくなります。
最近は農家も段々年を取りおまけに農業従事者が減って水路の管理が段々辛くなってきています。そこで水路を多面的に活用してその地域や住民の共有財産にして住民みんなで管理したらどうか…そんな話も出てきました。喜ばしいことです。
しかし先ほどの有識者のように「モズの銭勘定」という言葉があって、これは飲み食いした後は勘定は他人払い…という無責任なリスクを背負わない人が増えてきました。これらの人々には共有財産に銭を使う…なんて所詮「モズの銭勘定」でしかないのですね。介護をみんなで…そんな呼び掛けも聞きますが農地も水路もみんなで責任を負担をし合わなければいけない…そんな時代がきていることを私達は考えるべきです。自分一人だけで生きているような顔をしている「自己虫」が多くなったことは実に悲しいことですね。地域に交わらない、リスクも払わない…、しかし消防や水路など地域に世話になる権利だけは主張する人々。ここにも亡国の芽があるのです。

■水は私達の宝です
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2007年08月17日 08:46に投稿されたエントリーのページです。

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