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政策を実行する切れ味の鋭い議員が必要

男の夢は最後は「政治家になること」そういってはばからないジャーナリストがいた。私は「そんなものか」と他人事に思っていたがひょんなことからその政治に興味を持つことになった。ある時、信越放送の報道スタッフが何気なく「今度の参議院議員選挙もまた指定席だな…」とつぶやいた。側で聞いていた私は何故か無性に腹が立った。確かに政治不信が叫ばれている中で国政選挙といえばいつもの顔がいつもの様に立候補してありきたりの選挙をしてきた。当選しても議員達は国会に行って何をしているのかよく見えない。そのことを人々は何時も疑問に思ってきたのだ。
福岡政行白鳳大教授は「この時代、国民は(利権構造渦巻く)政党政治にまだ依存しそして(やはり日本は政治は貧困であると)絶望の直前にある。人々の心は(政権交代か、はたして政党を信じて良いのか)右往左往の時代である。(日本をダメにした政治のからくり・KKベストセラーズ刊)」といっているが全く同感だ。しかし考えてみれば政治不信といってもその様な議員を選んだのは我々有権者の責任でもある。一方で我々有権者は責任を果たしたくても毎回選挙の度に立候補者は限られ新しい意欲に満ちた顔は出ない。選択の幅も無く選挙のあり方や進め方に夢も希望も見いだせないできた。やりきれない思いは何時もくすぶっていた。例えマスコミのうわさ話にしても「今度の参議院選挙もまた指定席だな…」と言われて憤慨しない者がおろうか。私は妙に心が騒いだ。
人々は安心の国家体制を願っている。安心への備えがあってはじめて心安らかに生きられるしあらゆるものにチャレンジや冒険が出来る。新しい産業を起こすことも研究することも出来るのだ。例えば…トヨタは世界で五本の指に入る優秀産業体で世界に冠たるこの会社は今まで世界の攻勢にびくともせず日本型の経済体系をとってきた。「終身雇用・年功序列・職能給採用」など戦後日本が驚異的な復興をしてきた日本型の雇用体系をよい形態で堅持しているのである(但し此処までの成長過程では大変な企業努力があったとも聞いている)。ほかの多くの有力な企業は欧米型の経営方式をとり、リストラを行い一番大切な雇用に不安を与えてきた。いつ首になるか解らないそれらの社員は毎日びくつき仕事に身が入らない。やがて愛社精神が欠け技術革新や販売意欲は停滞し不景気を助長する。その点、トヨタの社員達は安心して一生働ける環境と、安定した普通の収入保証の上に生活をしている。そういえば豊田市の友人も「うちの町には不況という言葉はない」と豪語していたことを思い出す。人々の収入が安定し安心すると消費気運が高まる。また販売する側も安心して出荷できる。ここから健全な消費のサイクルが始まり世の中も回り出すのだ。そして何よりも命を大切にする社会が欲しいのだ。これは良い意味の護送船団方式だ。
今日も続く議員達の汚職の構造、世の中の弱い者を大切に守れない政治、法律を強行採決し優しさの欠けらも見えない政治、自己の繁栄と保身のみに狂奔する不誠実な議員達にこの国を任せられるものではない。今こそ時代を先取りし国民のためになる政策を実行する切れ味の鋭いそして優しい議員が必要なのだ。
■写真はあの手この手の選挙運動風景
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2007年07月16日 09:30に投稿されたエントリーのページです。

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