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草を刈ることは大切な農業技術  畦草を大切に

田舎の田園風景は絵画の中にはいる様でのどかで心が安らぐ。
昔は農家の仕事は忙しくて何の仕事をするにも早いほうがよいとされていた。「早飯、早がけ、早糞」が美徳とされていた。早いと言えば現代はコンピューターの時代、便利になったが決して楽にはなっていない。人間は機械の様に進化できないから技術革新にはなかなか追いつけない。かえって機械に使われている有り様だ。
さて周りを見渡せばもうじき穂が出そうな水田が見える。畑の夏野菜も沢山収穫できている。うれしい季節になった。ことわざに「使わぬ刃物は直ぐさびる」とか「動けば氷る間も無し水車」などと、例え忙しくてもさぼるとかえって体を壊したり鈍ったりするよ…と言うのがある。やはり子供を育てると同じで土や作物と一緒に絶えず農家はがんばっているのだ。「寝るの嬉しさ起きるの辛さ、起きてつとめは尚辛い」今日も頑張る農家の方々に敬礼。
あちこちで田んぼの畔草を刈る風景がよく見られるが今は便利な草刈り機がある。昔に比べると大変楽になり作業も早くなった。以前は農家の人々は家畜に餌を与える為に手鎌一丁で畦草刈の仕事をしたものだ。この時の鎌の扱い技術が大変重要だった。鎌を研ぐ、刃がついたか、次には草の刈り方が大切、つまり草刈りも立派な農業技術だった。私のオヤジなどもそうであったが刈った後はきれいな幾何学模様が残っていた。農家の人達は家畜の為には毒草を避けて刈った。また可憐な「野アザミ」や「ワレモコウ」などはそのまま残しておいた。優しい農家の人々によって在来の植物は手釜の先で保護されていた。
ところがこれらの日本の在来の植物は機械で草を刈りはじめてからその殆どが無くなってしまった。やはり機械刈りでは手鎌の優しさがないのだ。そして多くの農家の人々はこの事にまだ気づいていない。便利になれば必ず代わりに何かを失っているのだ。
■こんな畦(あぜ)が少なくなってしまった
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コメント (2)

9000:

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2007年07月22日 11:29に投稿されたエントリーのページです。

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