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信州の杏は昔から生産量も品質も日本一

六月から七月にかけてこの梅雨の季節はご存じ杏子の季節、更埴市森、松代町東条、そのほか長野県は杏子が沢山栽培されていて人気の果物だ。信州の杏は昔から生産量も品質も日本一。杏子農家の中には杏の枝の燃えた灰を上薬にして焼き物を焼いている人もいる。白っぽい焼き物が味わい深い。いかにも杏子のふるさとというところだ。
杏子は熟してくると実が割れて種が自然に取れて甘くてうまい。JAの販売所では益々訪れる人々が多くなって何十キログラムも買い占めていく人もいる。先日松代町東条の杏子栽培40年の小野益一さんのところを訪ねた。この松代町東条も杏子の名産地で知られている。ここは乾燥する傾斜地で南西に面して日当たりも良く霜の害が少なく立地時用件は最高だ。杏子以外の果物も大変うまい。元々杏子は比較的寒さに強く松代藩が杏子の栽培を奨励してきたこともあってこの周りは特に生産量が多いのだ。ただここでも老齢化の波は避けられず生産を止めていく杏子農家が多いという。私の行った時も隣の畑の太い杏子の木が切り倒されていた。
余談になるが農林業センサスによるとこうして農家を離れていく人は5年で8%以上減っていく、現在の農家戸数が132、000世帯あまり。長野県に限っていうと10軒の食事を1.7軒でまかなっていると同じなのだ。ちなみに長野県の自給率は52パーセントだ。
さて杏子は原産地は中国の山間地、紀元前4世紀頃には既に食用として食べられ、また漢方として用いられていた。杏子の種は「杏仁」きょうにん・といって風からぜんそく鼻炎の治療まで幅広く使われている。日本に何時頃渡来したかは定かではないが平安時代に「カラモモ」という名前で栽培していたという記述もある。杏子は食物繊維とカリウムが多く暑気払いには最適だ。またカロテノイドを含んでいるので発ガンの防止や老化の防止、免疫機能強化に効果が大きい。活性酸素の除去にも機能は大きい。
■写真は薬用にもなる命の実、千曲市杜のアンズ。
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2007年07月18日 09:01に投稿されたエントリーのページです。

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